らーめんぎょうざ ふぅふぅ亭
らーめんぎょうざ ふぅふぅ亭
0243-23-2853
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人気の名店、隠れた名店の主人が、自ら至極の一杯を喰う!
そしてなぜかふくラボ!も喰う!!
マヨラーにはたまらない、究極の一杯を目指して。マヨネーズと豚骨の調和が生み出す、クリーミーな濃厚スープ。
更新日:2022年01月11日(火)
【麺】玉子が練り込まれた太麺で、福島市の製麺所から仕入れている特注品。ゆるやかな縮れともちもちした食感が特徴で、スープともよくからむ。細麺にも変更可能。
【スープ】クリーミーで濃厚なマヨ豚骨スープ。豚骨とマヨネーズの味を、それぞれしっかり感じられるバランスだ。出汁は豚骨ベースで、タレにはチャーシューの煮汁を使用。マヨネーズは比較的酸味の少ないものを選び、味に角が立たないよう配慮している。さらに調味料としてニンニクやショウガを少量加え、香りや後味をプラス。
【チャーシュー】豚バラ肉を使用。比較的脂身が少なく、厚みのある肉だけを仕入れている。伊達市産の醤油を使った自家製ダレに漬け込み、6時間以上じっくり煮込む。
【その他の具材】味玉、ネギ、メンマ、紅ショウガ
店主、自ら味わう。
店舗がある地域は飲み屋街で、私も10年ほどクラブのバーテンダーとして働いていました。当時気付いたのは、飲んだ後に食べられるようなラーメン屋がなかったこと。もともと独立を考えていた私は「だったらここでラーメン屋をやってみよう!」と一念発起したんです。麺作り未経験だったので、栃木県のお店で1年間修業させていただきました。そこを選んだのは、個人的に最もおいしいと感じていたからです。もともと趣味でラーメンを食べ歩いていたんですが、福島県内だけでなく県外にも足を伸ばしていました。思い切って当時の店長に相談してみると、私を弟子として快く受け入れていただいたんです。修業中は毎日のように二本松市と栃木県を往復。その甲斐あって2008年にこの店をオープンさせることができました。今回紹介したマヨとんらーめんも、もともとは修業先で提供されていたメニュー。そのおいしさに驚いた私は「この味を地元にも広めたい!」と思ったんです。この店は飲み屋に合わせて夜の営業が中心でしたが、いまはコロナ禍もあるので昼の営業に力を入れています。この機会にランチでもマヨとんらーめんを味わっていただきたいですね。
ふくラボ!も味わう。
マヨラーをはじめ多くのお客の心をつかむふぅふぅ亭の人気メニュー、マヨとんらーめん。さらに店の前は学生たちの通学路にもなっているらしく、ランチで注文する若者も多いという。これは期待が高まる。一体どんな味わいなのか。
まずはスープから一口。マヨネーズのコクと旨味をしっかり感じられる一方で、豚骨の濃厚な味わいが口の中いっぱいに広がる。また、マヨネーズの酸味はほとんど感じられないうえ、後味もすっきりしているので意外なほど飲みやすい。なめらかでクリーミーな口当たりも相まって、ついつい二度三度と口に運んでしまう美味しさだ。
そして白いスープの中で美しく輝いている、黄金色の麺。もちもち感と確かなコシを兼ね備えた太麺は食べ応え抜群だ。ゆるやかな縮れも濃厚なスープと実によく絡んでいる。
チャーシューは大きな豚バラ肉が1枚。脂身も少なく肉厚なため、肉の旨味と確かな歯ごたえを堪能できるのが特徴だ。
スープの後味の良さや脂身の少ないチャーシューなど、くどくならないような工夫が随所に見られる、実に細やかな配慮が散りばめられた一杯。気になったふくラボ!ユーザーさんは是非一度ご賞味あれ。
(取材:イデオン大原)